VOL.2  どんなまちづくりを願うのか?

正月(1月2日)にイオン下田TOHOシネタウンに映画を見に行った。
映画館もあるためか、下田ICの出口付近から渋滞していた。
八戸市内に映画館があればと強く思うと共に、『まち』は車に乗って出かけられる人たちだけの街に、今なろうとしているのではと思った。映画館がなくなる24万都市八戸市。

先日、次の新聞記事(東奥日報2002年1月6日付)が目についた。
『高齢者や車を運転できない人の生活をどう考えているのか』
【大手スーパー亀屋みなみチェーンの破たんで、青森市戸山団地の住民は昨年12月中旬から“地域の台所”を失い、食料品などの買い物に多大な不便を強いられている。スーパー一店が消えただけで生活弱者が生まれる「郊外団地」の構造的な弱点が明らかになった今、住民の怒りの矛先は住宅行政そのものに向けられている。
 亀屋食彩館戸山店が閉鎖して3週間。移り住んで10年ほどになるという主婦は「いざというときの拠点がなくなり、これほど不便なことはない」と、ため息をつく。大きなリュックを背負い、中心街行きのバスに乗り込む女性の姿も増えた。「以前に比べバスの便は増えたが、雪が降ると時刻表はあってないようなもの」。あきらめ顔でつぶやくのは居住20年になる男性住民だ。
〈省略〉
 しかし、中心市街地の空洞化が進むと一転、青森市は99年、住宅マスタープランを策定し「まちなか居住」の推進を打ち出した。郊外開発にはインフラ整備が追い付かず、各種事業展開が困難になる−というのが理由だ。青森市の政策に対し、県建築住宅課は「住みよい住宅を提供するという見地では、郊外整備も中心街整備も方向性は同じ。個々の問題点には対処しなければいけないが、住宅政策の整合性は取っている」と話す。
 だが地域住民にしてみれば、これが行政のご都合主義に映る。同団地の蛍沢町内会の長内忠義会長は「造成当初、公社は、公共施設やスーパーを配置し、通勤や買い物に便利な雪対策のモデル地区になる−という触れ込みだった。20年経過して、赤字だから(公社運営の)スーパーは撤退するとも聞いた。分譲したら終わりという対応は無責任」と非難する。
 縦割り行政の弊害も見え隠れする中、団地住民に良質な生活環境を提供する務めを果たすべきなのはどこなのか。その責任の所在が問われている。】

みなさんはどんな街を願っていますか?

 近年、大規模な郊外ショッピングセンタ−開発が進み、既存の商店街は衰退し空き店舗が目立ち始めている。
今、「郊外にス−パ−ができると次に何ができるか?大パチンコ屋ができる。そして、大カラオケの大きな店ができる。」と言われ、まちづくりの「3悪の神器」とも言う人もいる。新井田地区もそのような状況になっている。都市の商業政策は、金が儲かればいい、なるべく商売敵を消せばいいと言う考え方になっているのではないだろうか。

私の住んでいる小中野の新丁商店会は、三日町などの中心商店街に対して「はじっこ商店街」というキャッチフレ−ズのもと、新丁夜店、街角ウォッチングの開催、タウンマップを作成するなど精力的に町の活性化を願い活動している。
このまま、地域から商店が消えたら、子どもはどこで買い物するのだろうか?高齢者はどこで買い物するのだろうか?障害者はどこで買い物するのだろうか?
10年後・20年後の町を想像するとゾ−とする。
そういう意味で、正月にイオン下田SCに行き、改めて地域の商店の再生を考える機会を与えてくれたことに感謝している。

商店街の再生で今注目しているところは、地域通貨「ピ−ナッツ」を導入している千葉市のゆりの木商店街と各商店の店内に昭和30年代の生活用品や電化製品、雑誌や漫画など当時の小学校の教室などを展示・再現するなど、昭和ミニ資料館となっている山形県の高畠町中央通り商店街である。

今、商店街の再生をじっくり考えてみたいと思う。
そして近くの商店で買い物しましよう。
ちょっと子どもに○○買って来てと言えるような。
『初めての買い物で胸をどきどきして行けるような。そんな体験もできるような町へ』
手考足思‐豪さんの雑感

★八戸芸術パ−クいつになったら着手?
 市民病院跡地に計画されている八戸芸術パ−クは、平成13・14年度に設計、平成15年度着工、平成18年度完成の予定であるが、県の厳しい財政事情で予断を許さない状況である。
市民病院跡地を一時的に三社大祭の山車小屋団地とすることも考えたほうが良いのではなかろうか。着手まであの敷地を有効に生かすべきである。

八戸芸術パ−ク構想がもたつく間に、市で芸術パ−ク分館を建設すべきだと思う。
その場所もかつて弥生座があった小中野に!そして東部地区・西部地区に!
「スペ−スベン」のような小劇場を!
ミニシアタ−、ミニコンサート、演劇、老若男女が自由に利用できる小劇場を!
できれば外観は弥生座の再現か旧旭商会の外観で!!
こんな夢もわるくない。  

★新しい八戸駅はバリアフリ−!
 不特定かつ多数の者に利用される八戸駅は、1999年(平成11年)4月に施行された青森県福祉のまちづくり条例にも則り、新幹線・在来線駅舎からプラットホ−ム、東西自由通路昇降部には、エレベ−タ−及び上下エスカレ−タ−が設置され、高齢者、身体障害者等も円滑に利用するのに配慮された施設となっており、日本でも数少ないバリアフリ−対策の駅舎になる。
八戸市では、1994年(平成6年)8月に、国から障害者や高齢者にやさしいまちづくり推進事業の指定を受け、市民が将来にわたって住み続けることができるまちづくり等を基本とした八戸市福祉のまちづくり計画を策定している。

もし新幹線に乗って車イスの方が、八戸を訪れたとしよう。
八戸駅はバリアフリ−の施設になってはいるが、その他の公共施設・宿泊施設はどうなっているのだろうか?大丈夫なのか、今改めてチェックが必要である。
このまちはやさしいまちづくりが行なわれているだろうか?
今一度みんなで考えてみよう。

新幹線八戸駅開業で改めて問われるまちづくり。
観光の産業化・・・・。

そしてあなたはどんなまちづくりを望んでいますか?

私は、文化が福祉と地域の産業と一体となり混ざり合ってつくられる街を望みたい。

市議会一口メモA
◎議員は何人いるの?
 現在、40名(男39人・女1人)です。
  20代・・・・ 0人
  30代・・・・ 4人
  40代・・・・ 3人
  50代・・・・21人
  60代・・・・ 8人
  70代・・・・ 4人 
※人口によって決められている法定議員数は44名。八戸市は条例により現行は40名。
次の改選時は、議会が自主的に4名定数を減らし36名となります。
任期は1999年5月2日から2003年5月1日まで 

◎議会の会派構成
 会派とは市政に対して同じような考え方を持つ議員の集まりです。
 八戸市議会には、現在5つの会派があります。
 市民政友・・・・・・・・・18人
 新政・公明・近未来クラブ・16人
 社民党・市民連合・・・・・ 3人
 日本共産党議員団・・・・・ 2人
 諸派・・・・・・・・・・・ 1人   

ガバナンス通信A
 中村寿文新市長と私にとって初めての市議会12月定例議会が、12月4日から18日までの会期で開催された。

12月定例議会開会する

 補正額15億7171万円(年総額804億7034万円)は全会一致で可決。
 補正内容
 生活保護費 1億6000万円
 インフルエンザ予防接種経費 2260万円
 市民病院事業会計負担金 4億円
 中型減船補助金 1084万円
 八戸駅前駐車場連絡通路用地購入費 3726万円
 市営住宅白山ヒルズ用地購入費 4億10万円
自動車運送事業会計補助金 3億9900万円
館鼻公園整備事業(H13・14)の債務負担行為設定 6000万円 他

採択された意見書
「トラック輸送における安全確保と公正取引の確立に関する意見書」
「牛海綿状脳症(BSE)対策の強化に関する意見書」
「高規格幹線道路網の整備に関する意見書」
継続審査
「松館地域への産業廃棄物中間処理施設建設反対に関する陳情」
「誰もが安心してよい医療を受けられるための請願」(八戸医師会)
「年金制度を改善し、安心して暮らせる老後の保障を国に求める意見書の採択の陳情」(年金者組合38)

3月定例議会では、行政改革、公園行政、環境行政などについて、一般質問を行ないたいと考えている。